JBL4343を聞ける状態まで修理した
始めに
色々な会社があったけれど、どんどんと倒産してゆく昨今、皆さんはどんなオーディオライフをしていますか?
私とオーディオの出会いは小学1年生のときにウォークマンを買ってもらったことから始まっています。そして中学2年で5.1chを一人部屋に構築したり、かなり派手にやってきましたが、今回スピーカーの買い替えは人生で早くもラストになりそうです。
今回買ったスピーカーは・・・「JBL4343B WX」!!!
これだけ見てもスコーカー左右で違うんじゃないか?とかスーパーツイーターもどちらも右寄りについてるじゃん!!とか思うのはおいておいて、
上下逆さまの状態で保管されているのには少し驚きましたが、何とかアルファードに3人がかりで搬入して引き取りました。ちょうどぴったり乗るので本当に良かったです。
そして部屋に運び入れてみたらそのサイズに圧倒されました。。。
右上のアンプはSANSUI AU-A607です。
家に入ったので少しずつレストアしていきます。
まず今回買ったのは
・スピーカーターミナル
・交換用エッヂ(ウーファーとスコーカー用)
・ガスケット
・アッテネーター(スーパーツイーター2405用)
・アッテネーター(ホーンツイーター2420、スコーカー2121H用)
この中で一番探すのが大変だったのはアッテネーターです。
JBL4343のアッテネーターに適合する巻線型可変抵抗の新品はネットで探してもなかなかヒットしません。ですが、秋葉原のソフマップの前のロイヤルホストの裏あたりにあるコイズミ無線にまさにぴったり適合するものがありました。
接点復活材などで延命するのもよしですが、新品はやはりガリなくスムーズに動きますし、全然違います。
ウーファーなどのエッジ交換は割愛しますが、今回わかったのは横着すると後々面倒くさくなるので、ちゃんとボンドは筆で伸ばして塗りましょう。
それとコーン側の劣化ウレタンを取るのは歯ブラシが、フレーム側はエタノールを染み込ませて、しめしめにしてからとるとすごく楽に取れます。
今回のメインはエンクロージャーの分解です
実はこの4343は上の3つユニットがついている部分を90°取り外し、回して横置きに対応させることができます。ですが、その取り外しがめちゃくちゃ手ごわいです。
3時間以上かかりました。買ってから一度も外さないオーナーもいます。そうすると起こるのは接着です。外し方は次の通りです。
・その1
JBL4343を立てた状態で、上側パネルの上下左右に4つある少し長めのネジを外します。その後、角に2本ずつ刺さってる8本のネジを5~10mm完全に外れない程度に緩めます。
・その2
前面からゴムハンマーでなるべく外側に近いところに振動を与えることを意識して叩いていきます。
・その3
スコーカーを外した穴に手を入れひっぱり、下側の板はもう片方の手で押すようにして力を加えていきます。ここでめでたくパリっとはがれるような音が聞こえればその2と3を繰り返していくと取れます。
・その4
3の手順で取れなかったら今度はマイナスドライバーをウーファーを外した穴から入れて、てこの原理で一か所でいいので引きはがしてください。そうすれば上の2,3の手順で徐々に外れていくと思います。
外れたら、エンクロージャーを倒して、8本すべてのネジを取り除き、上にまっすぐ持ち上げると見事取れます。その際あわせて10kg近い2420と2405がついているので心して持ち上げましょう。
こうして外して最後はツイーターの位置を変え...
らしくなりました!!
感想としては
6畳の部屋には大きすぎる!!!!
ということです。
JBL4312Bで本当に充分です。
鳴らしきれないです。
ただ、ホーンツイーターや38cmウーファーなど最高のロマン満載ですから眺めてるだけでも、素晴らしい景色ですよ。
鳴らした動画も上げるかもしれません。
※追記
動画上げました。よろしければ是非ご覧ください。
曲の希望があればぜひ言ってください。
いつかこれをケンリックに...笑
また改造したら書きます。